命の使い方

ナイトゥ

2011年07月08日 14:58




ご無沙汰してます。

毎日熱い日が続きますね!


僕は最近節電にはあまり気を使わずに

エアコンを25℃に設定して

日中稼働させています。


「ヘタに無理をしたせいで熱中症に…」

なんてことにならないように

気をつけないといけませんからね!

みなさんはいかがおすごしでしょうか?



ところでみなさん

僕がいわきに戻ったことについて

とっても不思議がってますね。


「せっかく家族で静岡で暮らせるのに

わざわざ危険な福島に戻るなんて

ナイトゥは気が狂ってるら!」

と、よく言われます(笑)。



まぁ確かにそうですね。

住むところも働く場所も

支援して下さる方が少なからずいるので

正直、静岡でなら困りませんが。



学生の頃、ノビーの『命の使い方』を読んで以来

生への執着が少なくなりました。


生命(いのち)とは財産でも目的でもなく、

何かを成すための手段だと思います。

例えそれを大事にまもっていても

時の経過とともに目減りしていき、必ず最期は亡くなります。

だとすれば僕は命という手段を有為に使って死にたいです。


今やりたいことはお店の再開・発展です。

開店後半年が経ちようやく軌道にのってきて、

「さぁこれから」といった矢先の震災でした。

こんな中途な形で閉店してしまったら

次のステージに何を選んだとしても

モヤモヤした気持ちが残ってしまったでしょう。


今思うことは

とにかくもう一度経営を立て直し、

できれば商売繁盛させてみたい!

できなくても自分が納得した上でお店をたたみたい!

自分の気が済むまでお店を続けたいですね。


あわよくば、ゆくゆくの話ですが『人を雇用する』という

経営者として崇高な行為をしてみたいです。



かの知将・真田昌幸が戦国時代の終わりにかけて

天下の趨勢は徳川に傾き、徳川につけばまず安泰というなか

徳川にはつきたくないが豊臣についていいものかと思案していたとき、

従兄の矢沢某に言われた言葉

『天下に真田の家のひとつ、あってもなくても同じ』

この割り切り方、僕は好きですね。

思い切り、やりたいことをやっちゃえばいいんだと思います。