先日の
いわき市長の発言が波紋を広げているようです。
まぁずいぶん前からいわき市民のあいだでは
公然の秘密でしたが、
今回、自治体の首長がオフィシャルな場でこのような発言をしたからには
きっと確証があるのだと思いたいのですが・・・どうなのでしょう?
というのも、このことを公に認めるということは、
「多くの原発避難民が避難先で働かずにパチンコばかりしている傍ら、
世間一般には義援金やボランティアの継続的な支援を呼びかけている」という
あまりよろしくない構造、社会の歪みを露呈させることになるのですが?
僕自身は
パチンコ店なんぞ公衆便所(いろんな意味で)
としてしか認識していませんが、
今回はパチンコ業界の是非についての判断を置いておきます。
その上でたとえ原発避難者が賠償金や義援金でパチンコを打っていたとしても
ただちに非難したりはしません
まず避難先のいわきで職を探そうにも、
ろくに仕事がない
今まで漁業や農業で生計を立ててきた50を過ぎたようなオジサンに、
そうそう簡単に新しい仕事は見つかりませんって。
失業保険や東電の賠償との兼ね合いがあったりもするので、
本気で仕事を探さなければならない状況ではないということもあります。
仕事もせずに、手元にまとまった金が入って暇があり余ってるなら
そりゃパチンコもするわな~
それに、故郷・仕事・家すべてを奪われてまだ1年。
自暴自棄になってもおかしくないし、心の整理をする時間も必要かと。
「仕事しろ、仕事がないならせめてボラしろ」と責めるのも酷なのでは?
いつまでもパチンコ三昧の生活なんて続けられないでしょう。
そのうち「俺、何やってんだろう?」とむなしくなり、
これからの自分と向き合う日が来るはずですから。
↑原発避難者に聴いてほしい歌。ドリカムの「その先へ」
「でもそんな日々を過ごすために ここまで来たわけじゃない」くぅ~~
だから、いいよ!パチンコでもなんでも。
気が済むまで、好きに生きるがいいさ
ただし、
仮の町構想はダメだと思います。
あんな話に乗っちゃダメですよ。
避難先で定住するなら住民票を移して、住民税もちゃんと納めないと。
それをせずにインフラや市民サービスだけ利用するなんて、
受け入れてくれる市に対して失礼です
住民票なんて本籍を変えるわけではないのだから、現住所に移すべきです。
ウチの嫁とてる坊は
掛川市のご厚意に甘えて自主避難させて
もらっていますが、ウチの場合はあくまでも一時的な、
ちょっと長~い旅行みたいな位置づけなので、住民票は移していませんが
(あわてない、あわてない♪熟慮・熟慮の先送り)
彼らの避難が長期化するのは間違いないのだから住民票は移しておいて
はれて帰れるようになった暁に、帰る人だけ住民票を戻せばいいのです。
仮の町なんて、住民票を移させたくない自治体のつまらない発想です。
どうして住民票を移させたくないか?
「原発被害者」という
新たな利権を温存するためだと
そう勘繰られても仕方がないと思います。
ご被害者の皆さまへ。
もうじき全国民の冷ややかな視線があなたがたの背中に集まってきます。
「がんばろう福島」ではなく、「ちゃんとしよう福島」という視線が。
その前に「そうではない」という意思表示を行動で示しましょう。
転入先の一市民となって、ちゃんと税金を納めましょう。
↑先月、ようやく僕のところにも東電からの賠償金請求書類が届きました。
そのうち賠償金が口座に振り込まれるようなので、
その金を軍資金に、
パチンコでひと稼ぎしますか(笑)