ご無沙汰になりました。お元気でしたか?
さっそくですが、経営報告です
いわきでお店を開いてから、この8月で丸3年になりました
大震災に見舞われ、きびしい状況のときもありましたが
おかげ様でこの3年間、毎月の売上額は
前年同月比を更新し続けております
おまん、たまるか!やりよる男ぜよ、ナイトゥ!!
竜馬さん、まだまだです。あなたの亡くなった歳になりましたが、
僕はまだあなたの足元にも及びません
↑妄想中
しかし、妄想ばかりしてはいられません。
年収増加に伴い今年度の住民税と健康保険税の金額がはね上がり、
さらに家庭の事情のために必要な固定費がかさみ
損益分岐点の水準が格段に高くなってしまいました
もう少し、もう少しだけ…大丈夫、大丈夫だよ…
リンドバーグ「君のいちばんに…」のサビが頭の中でぐるぐると回りながら
毎月下旬くらいまで、この損益分岐点に届くかどうか帳簿とにらめっこ、
ヒリヒリした日々を送っております
それにつけても、消費税ですよ
安倍首相がためらいをみせて、9月まで増税の判断を据え置くとのこと。
「迷ったときは止める」←これ、嫁の判断基準ですが、けだし至言です。
僕のような零細事業主でさえ売上良ければ支払う税金の額も増えるのだから
景気良く経済が回っていれば自ずと税収は増えるはずです。
いまのところ安倍さんの手腕で景気は改善してきているのだから
ほっとけば税収アップという美味しい果実は手に入るでしょう。
一方消費税がどれほど景気を冷え込ますか、
過去2回の経験からもわかるでしょうに。
消費税増税には手をつけずにおけばいいんです。
「消費税増税は国際公約」といいますが、財務省が勝手に言わせてるだけ。
本来IMFへの拠出金トップの日本に向かって財政規律を良くしろなんて
言える国があるはずないじゃないですか。
「ならまず手始めに拠出金を縮小しますわ」ってなったら困るのは世界です。
「財政規律に不安があると国債の利率が上がり返済できなくなる」
というのもこけ脅し。日本国債の保有比率は海外投資家6.4%(2010度)
9割以上は国内で消化されているので仮に海外投資家が引き上げても
ほとんど影響のないレベルです。国内の金融機関が運用先として国債を
避けるようになれば利率は上がるでしょうが、それはそれで見方を変えれば
「民間投資が活発になる」ことになって経済を回す力になります。
経済が回れば税収はアップして、結局財政規律は改善するでしょう
それどころか年金の運用には国債を使っているので
国債の利率が上がることで公的年金の運用益が増加し、
かえって年金不安まで解消できるかもしれません。
消費税なんて上げなくても
大丈夫、大丈夫だよ…
あとよく「消費税は誰からも公平にとれる税金」といわれますが、とんでもない!
実は消費税には
amazon疑義というおおきな問題があります。
これは平安時代、租税を回避するために藤原摂関家が編み出した
荘園制にも似た問題です。
要は海外に本拠地のあるネットサービス事業を行う企業には
消費税が徴税できない疑いがあるということですが、
今後他の企業もこのケースを模倣しだしたら、税制は崩壊しかねません。
この問題をクリアできない限り、不公平感は増すばかりです
なんなら消費税なんて撤廃したほうが公平なのではないでしょうか?
以上、税務は素人ながら経営者のはしくれとしての所感でした。