被災者の気持ち

被災者の気持ち

*画像は鮮明化してあります。半径1km圏内から撮影




ジャーナリスト魂に燃えて撮影に臨みましたが、

近づくにつれさすがに緊張し、カメラを持つ手が震えました…。




まぁ、画像は浜岡原発ですけど(笑)




福島に戻って3日目、

いろいろ状況がつかめてきました。



しかし福島県民はかわいそうですね、

差別を受けた方も多いそうで。



いいんです、別に。

『差別』という感情は喜怒哀楽とともに

誰でももっているものですから。


ただ、それを公の行政機関がしてたという話もでてました。

つくば市では原発避難者が転入届を提出する際、

放射線証明の提示を要求してたそうですね。

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110420k0000m040119000c.html(毎日新聞の記事)
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/1330/008543.html(つくば市の見解)


いいんです、別に。

避難者自身が調べてほしいくらいなんですから。

むしろ数値がわかってラッキーってなもんです。

そんなんで怒ったりはしないです。




ただね、怒れることもあったんです。

首都圏で計画停電が行われていたとき、

インタビューされてた街の人が言ってた言葉。


「被災地の方々のために、
節電に協力するのは当然です」



あれ、けっこうみんな怒ってますよ。

というのは、今回の震災の大部分の被災地

青森・岩手・宮城・福島は<東北電力>の管内であり、

東北電力の発電所は大きな被害はでていません。

送電線さえ被害なく通っていれば、

電力は問題なく確保できているんです。



東京電力の原発のあるフクシマ県民も、

電気料金はちゃんと東北電力に払っているんですよ。



フクシマの原発は、首都圏の方が使う電力をつくる為にあったのです。

なので、首都圏の方々が節電するのは他でもない

あなたがた自身のためなんです(怒)


この事実を静岡の人に話しても、みんな「知らなかった」と驚くので

きっと首都圏に住む人も知らないんでしょうね。


知らなかったから悪気がないにせよ理解不足から生じた『偽善の言葉』が

被災者の感情にどう作用するか、どうか考えてみて下さい。




なんだかグチっぽくなってしまいました。

被災者マインドはあんまり好きじゃないですね。


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