本当にあきれることばかり。
どうして大飯原発の再稼動が決まった?
背後に忍び寄る「次の事故」になぜ思いをはせない?
何十万年という気が遠くなるほど永い期間、
放射線を出し続ける放射性物質を
人間が管理しきれると思うほうがおかしいでしょうに。
未来の子孫たちにわれわれ世代の負の遺産を管理させることに
申し訳なく思わない、その感覚が理解不能です。
残念すぎて鬱になりそうなこの気持ち、
歌にこめることでなんとか転化しました
1stアルバムの収録曲で、シングルにはなってないからか
誰かのカラオケ動画しか見つからなかった orz
アップした方、勝手に貼ってごめんなさい~。
下記の歌詞の替え歌にして、聴いてください。
ーAnother Chance - 宇多田ヒカル(替え歌:ナイトゥ、歌:どこぞの美女たち)ー
苛立ち隠せない君
静かに口ずさんだ恨み言
プレイバックしてる
震災大津波の襲来
福島第一原発の
防波堤を 越えた瞬間
補助金おいしくて
見逃しちゃった安全
30万年先まで
被害はおよぶ
Give me another chance
検証重ねると浮かび上がる
危険性
こんなにnaturalな感覚が
間違ってるわけないのに
記憶のかなたへと流れて消える
事故模様
どんなに脳裏から離れても
なかったことにはできない
電力 足りないとしても
ゆずれない
今「快適」を捨てて
節電してる
夢からさめたときに
君が故郷(ここ)に戻れたなら
oh 何もいらない
ふるさと奪われて
はじめて知った怖さも
再稼動止められない
イヤになる
Give me another chance
I'm searching for new enagy deal
ブレまくる 安全基準
終わりのない核の廃棄物
君にも少し分けてあげたい
この毎日の食卓にも潜む
放射線
どんなにベクレル検査しても
避けれるはずもないけど
警告無視すると 「次」は起こる
日本滅亡
こんなにnaturalな感覚が
間違ってるわけないのに
誰も責任 とれないのに決まる
再稼動
福島からの避難者に
顔あわせられるはずない oh...
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ハリウッド映画を地でいくような「困難を乗り越える」的な発想は、
日本人にはなじまないと思います。
日本人は古来より、自然を克服するのではなく
自然に寄り添って生きてきた国民です。
橋げたはロープでつないでおき、川が増水したら
その流れに逆らわず橋げたごと流させる『流れ橋』。
水が引いたらロープをたぐって橋げたを見つけ、よいしょと元に戻す。
自然の猛威を想定しておいて、猛威がおさまった後
修復が簡単にできるような構造をつくることこそ
日本人の自然との付き合い方の真骨頂だったはず。
一方、原発では1回の事故が取り返しのつかない事態を招くため
日本人の自然観には到底なじまない代物です。
誤解を恐れずに言えば、福島の事故はいわば八百万の神々からの警告です。
ここで気づいて変わらなければ、滅びます。