ナイトゥの世界

こんなこともあるんですね。

たまたまいわきのお店でとってる新聞と、

静岡の家でとってる新聞が同じ読売新聞だったので

珍しい現象があったことが判明しました。




↑静岡の読売新聞１面（９月２日朝刊）




↑いわきの読売新聞１面（９月２日朝刊）



同じ読売の、同じ日の朝刊ですが、内容が違ってます。

いわきで配られた読売新聞には「財務相に岡田氏」と断定されており、

結果的には勇み足による誤報だったようです。



今回は組閣人事が難航し、この日の明け方まで

調整が続いていたので印刷開始直前までの段階で

ほぼ「岡田財務相」で確定だということで

デスクがＧＯをだしたのでしょう。

別にこれを責めているわけではありません。

ただ、「地域によって見出しが変わることもあるんだ」と

純粋にトリビアを感じました。ということです。




こういう「マスコミの事故」はしょうがないと思えますが、

最近はフジテレビの韓流偏重姿勢をはじめ、どうも

視聴者の感情を無視したマスコミのひとりよがりが目に付きます。



なかでも原発事故に関する首相会見中に「あー笑えてきた」という

記者の声（これもフジテレビのアナ）など、報道に対する緊張感のなさ！



そして許しがたい重大事故もありました。

そう、「怪しいお米　セシウムさん」です。



僕もタウン誌出版というマスコミ側の人間だったので

事情はわかるのです。あのテロップはとりあえずのアテですよね？

本来視聴者の目に触れるはずのない部分ですので

あの文言自体は何でも良かったはずです。



ただ、アテだとしてもアレはひどい。

作った制作スタッフは論外として、

編集作業のとき何人もの目に触れるはずです。

なぜ誰も咎めなかったのか？と

小一時間問い詰めたいとも思うのですが

結局マスコミの倫理観なんてこの程度なんでしょう。

もう完全にテレビの時代は終わってます。






映画「ワルキューレ」の吹き替えですが、

ただの悪ふざけかとみてみたら意外と秀逸。

ヒトラーの絶叫が国民の怒りを代弁してくれています。

（削除されやすいそうなので消されてるかも）



結局ピーカンだかって番組は終了、テロップ製作者は解雇ということですが

東海テレビ（これもフジテレビ系だと・・・）は本当に悪かったと思っているなら

放送免許を自主的に返上してしかるべきかと。

逆にいまのままマスコミ側が自浄能力を示さないのなら、

総務省で行政処分を検討するべきかと

そう思います。



そもそも免許を交付するなら、免許取得者には守るべきルールがあって

当然だし、その違反に対しては行政処分がつきものです。



車の免許だって道路交通法によって様々なルールと罰則が規定されており

免停や減点、罰金など違反の度合いによって決まってます。



調理師免許だって、もしお店で食中毒がでたら

営業停止処分という行政処分がくだされます。



なぜ、マスコミにはそういった罰則がないのでしょう？

例えば

・重大かつ故意に「やらせ」をしたら２点減点かつ過料５０万円

・著作権法違反は１点減点かつ過料３０万円

・事実に基づかない名誉毀損は１日の放送停止処分と罰金１０００万円

・デマを検証せずに流したら３ヶ月の放送免許取り消し処分など

点数が累積したら免停になるとか・・・

社会にとっての悪影響度を推し量って量刑を決めたらいいじゃないですか。

そうでもしないとマスコミの態度は変わりませんよ。


新総務相の川端大臣にはぜひ検討していただきたいと思います。